ここのところ駅訪問シリーズの記事が増えていますが、

今回は指宿枕崎線、薩摩板敷駅を取り上げていこうと思います。

都合により順番がかなりランダムになってしまっていますがご了承ください。

まずは薩摩板敷駅の場所から。

薩摩板敷駅は、指宿枕崎線の終着駅である枕崎駅の一つ手前に相当します。

国道226号線沿いにあるので比較的見つけやすいところにはあるのですが、

駅舎は無く駅名標と屋根が見える程度なので見過ごしてしまうかもしれませんね。

地図を載せておきます。



なお、町(集落)の中心部は駅よりかなり山手にあるので、それなりの坂を登っていく必要がありそうです。

薩摩板敷駅全景。
国道226号線のすぐそばにあるが、よく見ないと素通りしてしまいます。
薩摩板敷駅全景。
国道226号線のすぐそばにあるが、よく見ないと素通りしてしまいます。

また、最初の画像からもわかると思いますが、

当駅から見えるところに鹿児島県立鹿児島水産高校があるので、

学校への通学要素はあるのではないかと考えられます。

薩摩板敷駅の入り口。
薩摩板敷駅の入口。真正面には鹿児島水産高校の門のモニュメントと校舎がみえます。

駅の構造

薩摩板敷駅の構造は、指宿枕崎線末端区間でよく見られる棒線駅で、

列車2両分が停められるホーム、特徴的な駅名標、ホーム上の屋根、踏切、駅の入り口がよくわからないのが共通点となっています。

駅に近づいてみる。駅名標に描かれている船のイラストが特徴的です。
駅に近づいてみます。駅名標に描かれている船のイラストが特徴的です。
薩摩板敷駅を少し違ったアングルより。駅のホームにたどり着く方法がよくわからない。
薩摩板敷駅を少し違ったアングルより。駅のホームにたどり着く方法がよくわからない。

では、もっと線路の近くに寄ってみることにしましょう。

踏切の真横に駅ホームへの入り口があることがわかります。

踏切近くにホームへの入り口があることがわかる。
踏切近くにホームへの入り口があることがわかります。

また、他のローカル線用の駅でも見かけるのですが、駅のホームの有効長が列車2両分しかないので、

原則2両編成の列車しか停車することはできません。

ただし、私の記憶が正しければ昔(国鉄時代~JRの初期まで)は3両編成での運行があったはずなので、

その際ホームから外れた車両のドアの開閉はあったのかどうかはよくわかりませんね。

ドアを開けないドアカットをしたか、もしくは、そのままドアを開けて直接地べたに乗り降りしたかどちらかだとは思いますが。。。
それともう一点、松ヶ浦駅二月田駅でも触れているかもしれませんが、ホームを支えている屋根を支えている骨組みに古いレールが使われていることもわかります。

薩摩板敷駅の駅名標

薩摩板敷駅の駅名標。水産高校の実習船と錨がデザインされています。
薩摩板敷駅の駅名標。水産高校の実習船と錨がデザインされています。

薩摩板敷駅に掲げられている駅名標は、

波のイラストに加え駅近くにある鹿児島水産高校にちなんで実習船と船の錨をモチーフにした

ものとなっております。
なお、私が当駅を訪れた際、駅付近には番犬がいたようで(不審者にみられようで)ちょっと動いただけで激しく吠えられられました。。。

もう一つの見どころ〜台地から見える青い空と海と踏切の3点セットのある風景〜

本来なら別記事で紹介しようかなと思っていましたが、ここでとりあげることにします。
以前の記事でこ下のような写真をあげたことがあります。

旅の途中。なんともエモい。
旅の途中。なんともエモい。

まあ、海が見える踏切で有名なところといえば「スラムダンク」で出てくる江ノ電の鎌倉高校前踏切がすごく有名なのですが、

こちらの踏切もなかなか風情があって好きな景色なのです。
宮ヶ浜駅付近にある海のそばの踏切や

上の画像のような薩摩板敷駅〜白沢駅の間にある海からは離れているものの、

線路がなだらかな坂の上にあるため

下り坂と青い海、青空の3点セット+踏切の構図が見られる所があります。

以下、何カットか撮影したものがあるので少々紹介していきたいと思います。

先ほどの場所とは違うのですが、
青空と青い海、木々と電柱たちの存在がなんとも言えない。
先ほどの場所とは違うのですが、
青空と青い海、木々と電柱たちの存在がなんとも言えない。

まずは、薩摩板敷駅寄りのとある踏切にて。

こちらは水尻公園へ向かう途中にある踏切。
こちらは水尻公園へ向かう途中にある踏切。

続いて、ここからが本番です。

国道226号から水尻公園方面に向かうために渡る踏切です。

ほぼ国道沿いにあるのですが、車で走っていると気づきにくいかもしれません。

踏切を渡ったところ。
踏切を渡ったところ。

踏切を渡ると、真っ直ぐな一本道とさらにその先には青い海が見えるのです。

先ほど紹介した写真、新たに現像し直してみた。
先ほど紹介した写真、新たに現像し直してみました。

とにかく快晴の夏空が似合う所なのです。

ちなみに、こちらの踏切は薩摩板敷駅よりも隣の白沢駅の方が近くになると思いますが、

白沢駅を見つけるのもまた一苦労しそうなところにあるので、薩摩板敷駅を基準にした方がいいかもしれませんね。

といったところで今回はおしまいにしようと思います。

ありがとうございました。

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2 Comment

[…] これまでに紹介した指宿枕崎線末端区間の各駅(薩摩板敷、松ヶ浦、大山、白沢など)と同じような棒線駅なのですが、 […]

読み込み中…

[…] 前回の記事では隣にある薩摩板敷駅について取り上げましたが、 […]

読み込み中…

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