以前の投稿で指宿枕崎線、松ヶ浦駅と駅近くにある海辺についての概要は触れていたのですが、
今回は当駅ならではの写真が撮れたので何枚か載せてみたいと思います。
まずは松ヶ浦駅の構造から
松ヶ浦駅の構造
松ヶ浦駅は指宿枕崎線末端区間でよくみられる1面1線の棒線駅で、
ホームの中程に廃レールを使った上屋があります。
(そういえば、上屋については昨年あたりから屋根がぶった切られている駅も一部あるそうですね。)
上屋にはベンチも備え付けられています。
なお、駅のホームは、白沢駅と同様にカーブしている区間にあるのがわかります。
この写真からしても当駅付近はカーブしていることがわかります。
時刻表や駅名標など
西頴娃〜枕崎間の駅に相当するので、列車の本数は1日あたり上下各6本となります。
そのうち3往復は鹿児島中央駅まで直通する運用となっております。
駅名標は他の指宿枕崎線の駅で使用されているオリジナルデザインではなく、
JR九州の標準的なデザインを使用しています。
そういえば、他のローカル線の駅よりホームの長さが短いような気がしました。
おそらく列車2両半分くらいしか停められないと思われるので、
昔3両編成の列車がいた頃は1両ドアカットしていたのかもしれませんね。(私の勝手な推測です)
松ヶ浦駅の特徴
当駅の付近はちょとした切り通しになっています。
そのため、(上の画像を見ていただければわかるのですが)
駅を跨ぐように県道の陸橋があり上からのアングルで駅の全景を見渡すことができます。
繰り返すようですが、ホームは入り口より低いところにあります。
上の画像左手奥には、開聞岳の姿も拝むことができるのです。
個人的にこの雰囲気が好きになってしまったので、何度も訪れることとなりました。
ちなみに、松ヶ浦駅は「第2回あなたが選ぶかごしま景観大賞」大賞に選ばれました。
列車と絡める
ここまでの画像を見ていただけたらわかると思いますが、
当駅には曇りの日と晴天の日の両日訪問しています。
そこで、ここからは曇りと晴天両日で当駅の雰囲気を比較していきましょう。
最後にそれぞれのベストショットを上げてみます。
曇り空の場合
「天気がいい(晴れの日)が撮影にはいいのではないか?」と思われがちですが、
松ヶ浦駅ではそうとは限らないのです。
実際に見ていきましょう。
数人の方が降車していました。
こういった感じで、列車到着から出発までどんどん撮影ができました。
また、影が出ないため、土手に咲いている黄色い花も確認できます。
曇りだと見えないことが多い開聞岳も、この日は珍しく山頂が顔を出していました。
晴天(快晴)の場合
晴天(快晴)の場合はどうでしょう?
青空が映えるから良いのですが。。。
ここが停車位置になるのですが、時間帯によっては列車の最後部が一部影になってしまいます。
発車まで待ちましょう。
この先ちょっとですが、列車の最後部が日陰に入ってしまうのでカット。
しばらくすると、列車全体に日が当たるようになります。
最後は縦の構図で撮ってみました。
というような感じで、曇りと快晴の両日にわたって松ヶ浦駅を発着する列車を撮影してみたところです。
ベストショット
ここからは本日のまとめに入ります。
今回写っている列車は2023年のダイヤで当駅を16:13に発車する1348Dです。
時間も夕方近くになるので、日当たりが南西向きになると考えられます。
まずは曇り空の場合
タイミング関係なくどんどん撮れました。
すなわち、撮れ高が多くなります。
一番の特徴は、列車の白い車体がちゃんと白く見えることですね。
あとは開聞岳が見えてくれればいいのかなあと思います。
晴天(快晴)の場合
青空と条件がそろえば開聞岳がくっきりと姿を表します。
(ただし、夏場は空が霞んで撮りにくいのですが。。。)
その一方注意も必要になってきて、駅のホームや列車が場所によっては列車の先頭部や車体にどうしても影が入ってしまいます。
それを避けるためには(断言はできないのですが)
お昼前後の3本の列車を狙うと、太陽の光が真上近くから当たるので影が出にくくなって撮りやすくなるかもしれません。
そのため、撮影するタイミングを考えたり、画像の現像作業にひと工夫要りそうですね。
捉え方によるのですが、晴天の場合、現像作業により各人好みの色に調整することができます。
ベストショットを1枚に絞りたかったのですが、曇り空も快晴の空も捨てがたくなってしまったので、
両者引き分け
とします!!
関連項目
最近、緑のトンネルで注目を浴びるようになった薩摩塩屋駅はこちらから。
A GUT FEELING 7TH EDITIONをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。
[…] 松ヶ浦駅と同様に、カーブに面したところにホームがあります。 […]