当ブログでは指宿枕崎線の各駅を訪れた記録を残していますが、

今回は頴娃駅〜西頴娃駅間にある撮影スポットでもある集川橋梁を訪ねた記録になります。

まずは場所から

以前より、Instagram等で鉄橋を通過する列車とコスモスやひまわり?が一緒に写っている写真を見かけることがよくありました。

しかしながら、場所の特定をすることができない日々が数年続きました。

ヒント

まあ、Google検索ですれば一発で済むかと思うかもしれませんが、

鉄橋とお花畑の組み合わせだけだと特定は難しいものです。

ヒントとして、

「単行(1両編成)の列車が東西向きに走っているところ」

というので、

指宿枕崎線の山川〜枕崎間のどこかで間違いなさそうだというのは推測できました。

ただ、そこから先の鉄橋(ガーター橋)を見つけ出すのに時間を要したのです。

最終的には沿線自治体にあたる「南九州市 コスモス畑」でググったところわかったので現場へ向かうことにしました。

国道226号線、開聞側から頴娃駅の看板を過ぎ、しばらく西へ向かうとコスモス畑の看板が立っていました。

頴娃町郡のコスモス畑

通常、コスモスの満開時期といえば10月中旬なのですが、

南九州市頴娃町郡にあるコスモス畑の開花は10月下旬、満開は11月の中頃となっており他の地域に比べて見頃の時期は遅くなっています。

下の写真はコスモスをメインにしたものです。

頴娃町郡のコスモス畑1
頴娃町郡のコスモス畑1
頴娃町郡のコスモス畑2
頴娃町郡のコスモス畑2
頴娃町郡のコスモス畑3

集川橋梁を渡る列車待ち

集川橋梁を通過する定期列車(回送、臨時列車は除く)は1日13本です。

私が現場に到着したのが16時過ぎ。

次の列車が通過するのが16:33西頴娃駅発車の1348Dになるので、

それまでに撮影場所を確保しようと思います。

現場には私の他にも数名の方がカメラ、三脚を構えてスタンバっていました。

テーブル等も準備していたので、おそらく昼間の列車数本も撮影していたのだろうと推測されます。

どの位置で撮影しようか検討してみることにします。

集川橋梁とコスモス畑
とりあえずはここかなあ。
集川橋梁とコスモス畑
それともここかなあ。
集川橋梁とコスモス畑
縦位置も悪く無いかなあ。

周りの撮影者はほとんど望遠レンズを使用していました。

集川橋梁とコスモス畑
集川橋梁とコスモス畑

望遠レンズを使用すると、花が大きく写り、奥に走る列車も大きく写るので、写真に迫力が出ます。

ただ、私が訪れた日はまだ鉄橋のそばまで咲いていなかったのもあり、

アングルを上に持っていくとビニールハウスの屋根がフレームに入ってきてしまいます。

一方で、アングルを下にするとコスモスの花はいい感じになるのですが、鉄橋が隠れてしまいました。

集川橋梁とコスモス畑

ということで、望遠レンズ(70-300mm)を使用することはやめて、

標準ズームレンズ(18-140mm)に切り替えることにしました。

望遠レンズに比べ迫力は落ちるかもしれませんが、

今回は周りの花を取り込む作戦にしました。

橋梁を列車が通過

16:33

列車は定刻通りに西頴娃駅を発車した模様です。

周りは静寂なので、列車のエンジン音が聞こえ、近づいていることがわかります。

シャッターを切る準備万端。

いよいろ列車通過。

最初は定番と思われる望遠・列車中心の構図で構えてみました。

集川橋梁を通過する列車1
集川橋梁を通過する列車1

途中、列車が橋の中心に差し掛かったところで、

もっと周りを入れた引きの画角も面白いのではないかと思いついたものです。

ということで、引きのアングル、コスモス畑を中心に夕暮れ近くの青い空を入れ込んだものです。

あくまで列車はアクセントとして写しています。

集川橋梁を通過する列車2
集川橋梁を通過する列車2

終盤となり、もう一度アップ気味のものを撮ってみました。

集川橋梁を通過する列車3
集川橋梁を通過する列車3

今回は標準ズームレンズを使用したので、列車中心のアングルになると逆光の影響もありピントがきっちりしていないような気もします。

まあ、列車は動いているので若干のブレはありますが…

結論として、列車メインにしても、花メインにしても面白そうな写真撮れそうなことがわかりました。

そして、時間帯によっても色合いが変わるのも想像できます。

現像比較

こちらは元々同じ画像になるのですが、今回も現像および表現方法で迷うところです。

まずは元画像をLightroom Classicで自動補正したものです。

集川橋梁にて1

撮影時刻が夕方に近かったのもあって、逆光で全体的に濃い仕上がりとなっています。

一方で、列車の車体は黒潰れしてしまいます。

続いて露光量を1段階ほどあげたものです。

それとホワイトバランスを少し下げて、赤みを少し取ったものです。

集川橋梁にて2

最後に、ホワイトバランスをさらに下げて、列車の車両の色を白に合わせたものです。

集川橋梁にて3

夕暮れの紅葉の写真もそうなのですが、撮影してからの現像方法による表現の違いも出てきますね。

こちらの記事でも相当迷っております。

集川橋梁の夕暮れ

列車が通過した後は夕暮れとコスモス畑にスポットを当ててみることにしました。

まずは、南九州市のゆるキャラ「お茶むらい」とコスモス。

お茶むらいとコスモス畑。
お茶むらいとコスモス畑
お茶むらいの顔はめ部分からコスモス畑と鉄橋と夕焼けをみる。
お茶むらいの顔はめ部分からコスモス畑と鉄橋と夕焼けをみる。

撮影者が私一人だけなら、お茶むらいの顔から列車が通過する場面を撮影していたと思います。

次に、夕陽を浴びるコスモス。

夕日を浴びるコスモス。
夕日を浴びているので赤みが強調されています。
夕日を浴びるコスモス。
こちらは夕日とコスモス。
夕日を浴びるコスモス。
鉄橋とは反対側にレンズを向ける。コスモスはひまわりと同様に太陽の方に花を向ける習性があるのでしょうか?

以上、コスモス畑と鉄橋を絡めた写真を撮ってみようとした結果でした。

今後タイミングがあれば、鉄橋とコスモスの他にひまわり、海といった組み合わせもできそうなので、

狙っていきたいものです。


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