今回撮影した場所である寺山いこいの広場は薩摩川内市天辰町にあり、川内市街地を一望することができる標高247mの高台にあります。
そして下の地図、見覚えがある年代の人たちもあるかと思います。
とういのは、この場所を題材にした地図が2023年の共通テスト第3問の問3で出題されたからです。
なお、画像はないのですが敷地内には「せんだい宇宙館」や「ゴーカート場」、「動物広場」、「少年自然の家」等遊べるスポットがあり、さらには桜の名所にもなっています。
昼間の寺山いこいの広場
2023年の3月初めに訪れたのですが、公園内のお花畑では菜の花が咲き誇っていました。
公園の駐車場近くに薩摩川内市街地を望むことができる場所があるので、眺望を確かめてみることにしました。
画像の中央に川内川が流れています。
両岸を結ぶように橋が架けられており、手前から九州新幹線、肥薩おれんじ鉄道線(見えづらい)、国道3号線の太平橋、開戸橋の順に見えています。
また、右岸には中越パルプの川内工場があり、煙突から白煙を出しているのが見えていました。
少し画角を右に振ってみます。
川内市街地の街並みとやや右寄りには新田神社や可愛山陵(えのみささぎ)のある小高い山があります。
クネクネとした川内川や左岸には柳山、風車や電線が多く立ち並んでいる風景も見られます。
さらに右にアングルを振ってみます。
夕刻。
先ほど上げた昼間の川内市街地の画像は少し霞ががっていたのですが、
1月の夕刻になるとかなり違った表情を見せていました。
中越パルプの工場の煙突から出る煙が北風のため、川内川を跨ぐようになびいていました。
夕暮れのオレンジと青空、というよりは夜空が迫っているといった方が正確なのでしょう。
個人的にはこの対比が面白かったです。
なお、この画像はスマホの画面では街並みまではわかりづらいかもしれないので、
拡大できる方は拡大をPCで見ることができる方はPCで見ることをおすすめします。
天候によっては画角広めのものもいいかなあと思ったところです。
今回は夕方の空を中心に載せましたが、川内川では冬場の朝になると「川内川あらし」と呼ばれる現象が見られます。
「川内川あらし」とは、晩秋から初春にかけた寒い時期の朝に川内川河口付近で見られる現象で、河口付近が山に囲まれているため霧の発生ともに嵐のような強風も発生する、日本では3箇所でしか見られないとても珍しい現象です。
早起きは苦手なのですが、機会があったら見に行きたいものですね。
もしくは、三脚持って夜景にチャレンジしても面白いかもしれません。
最後にオレンジに染まった薩摩川内市街地の画像を載せて終わりとしましょう。
ありがとうございました。
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