今回は、指宿枕崎線の宇宿駅について記録したものになります。

鹿児島中央駅から郡元駅南鹿児島駅と数えて3駅目にあたります。

宇宿駅は「うすき」と読み、指宿(いぶすき)の読み方と同様、宿の字を「すき」と読むので難読地名といえば難読の部類になると思います。

鹿児島市宇宿3丁目にあります。

駅前には宇宿商店街があり、すぐ近くに鹿児島市電の脇田(わきだ)電停もあって、乗り換えには便利なところとなっています。

脇田電停についてはどこかで取り上げようと思います。

脇田電停については鹿児島市交通局500形の記事で少し触れているので参考にしてみてください。

また、駅の周囲にはオプシアミスミはハンズマンといったショッピングセンターやホームセンター、

山手には鹿児島大学病院、桜ヶ丘団地、紫原(むらさきばる)があり、当駅を利用するための需要があります。

当駅は1986年12月1日、国鉄時代の最末期に開業しました。

同日に郡元駅も誕生しています。

4ヶ月後のの1987年4月1日より、国鉄民営化によりJR九州の駅となります。

最初は無人駅でした。

西鹿児島駅の頃に建てられた看板。
西鹿児島駅の頃に建てられた看板。

国鉄時代に比べ列車の本数が増えたことをアピールしています。

近々上げる予定ですが、本数増やせることができたのは、1988年の慈眼寺駅開業によって列車交換できる駅が増えたためなのと、1992年キハ200系の投入効果によるものと思われます。

1990年、ホームの長さを90mから120mに延伸。これで6両編成の列車も停めることができます。

2006年3月18日から有人駅へ。

2020年5月20日から駅遠隔案内システみの導入により再び無人化。

大まかな流れとしてこういった感じでしょうか。

当駅は郡元駅と同様に単式ホームの傍線駅となっています。

宇宿駅のホーム全景。
宇宿駅ホームの全景。

同線の末端区間とは異なり、ホームの長さが6両分まで確保できています。(末端区間では列車2両分しかない)

また、ホームの中央付近に駅舎も設置されております。

また、駅の前後は直線区間になっていて、見通しが良いですね。

宇宿駅のホーム。列車2両分には雨に濡れないよう庇がついています。
宇宿駅のホーム。

列車2両分には雨に濡れないよう庇がついています。

宇宿駅の入り口。
宇宿駅の入り口。

簡易SUGOCAの改札機が設置されています。

入り口そばには自転車置き場もあります。
入り口そばには自転車置き場もあります。
食堂にありそうな自動券売機が設置されています。
食堂にありそうな自動券売機が設置されています。
現在はシャッターが閉められて無人駅となっていますが、2020年までは駅員さんがいました。
現在はシャッターが閉められて無人駅となっていますが、2020年までは駅員さんがいました。
2024年現在、トイレの使用はできるようです。
2024年現在、トイレの使用はできるようです。

郡元駅の記事を書いたとき駅のトイレが使用禁止だったようですが、今は使えているようです。

宇宿駅の駅名標。
宇宿駅の駅名標。

駅名標はJR九州オリジナルデザインより古い、国鉄時代のレイアウトなのでしょうか。

宇宿駅のホーム。
宇宿駅のホーム。

駅に待合室がないものの、ベンチが2箇所設置されています。

南鹿児島駅方面の眺めです。
南鹿児島駅方面の眺めです。

鹿児島市営バスのEVバスが踏切を渡っていました。

こちらは谷山駅方面の眺め。
こちらは谷山駅方面の眺め。

郡元駅と比較してしまうのですが、

宇宿駅の方が土地に余裕があって駅舎部分がホームに迫り出していない分広く感じます。

最後に、停車中の列車の画像を見て終わりにしようと思います。

宇宿駅に停車中のキハ47。

ありがとうございました。

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お時間があればお読みください。


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