今回の郡元駅は谷山駅以来、鹿児島市内の駅の出番になります。
郡元駅の場所、構造等
まずは駅の場所から。
説明すると厄介になるかもしれません。
地図を載せてみます。
駅は鹿児島市唐湊(とそ)4丁目にあります。
近くには鹿児島大学郡元キャンパスをはじめ学校と住宅地が集まっているため、利用客は多め。
駅への案内板のすぐ後ろにある建物(駅より南側に相当します)には、郡元町の名前があります。
すなわちJRの線路より南側の地域は郡元町になるようです。
それなりに分かりづらい場所に立地しているようです。
(都会の私鉄の駅でこういったところがあるイメージですが…)
駅のホームの反対側(東側)は郡元1丁目になります。ややこしい。
ちなみに、
JR九州の郡元駅と鹿児島市電の郡元電停(JRの駅から約700mほど離れておりここは市電の運用上重要な場所です)と郡元のバス停(郡元3丁目の国道225号線沿い)はお互い離れているので、
場所を間違えないようにしましょう。
さらにややこしくなってしまい、説明もわからなくなってしまって誠にすみません。
駅の構造
1面1線の棒線駅です。
これだけで説明終わりといきたいところですが、次項「駅の歴史」でさらに触れることがありそうです。
郡元駅の歴史
かつて、西鹿児島〜南鹿児島間に駅はなかったのですが、
国鉄民営化直前の1986年に新駅として開業しました。
無人駅として開業しましたが、1990年にはホームの有効長が90mから112mに延伸、
2005年10月より有人駅となり簡易駅舎(とトイレ)が備わりました。
ただ、昨今の人件費削減の影響か、2020年からは他の指宿枕崎線の駅と同様に無人駅となって現在に至ります。(※トイレも封鎖されました。何気に列車の待ち時間が1時間近くなるときつい。)
記憶は定かではないのですが、快速「なのはな」号は郡元駅と同時にできた宇宿駅を通過していた時期があったと思います。
(昼間の1時間あたり快速1本、指宿または山川行きの普通列車1本、喜入までの普通列車1本の列車がいた頃の話しです)
駅を発車する列車
駅の説明はこれくらいにして、残りは当駅に到着&発車した列車の音でも聞いてみましょう。
当駅を発車するキハ200-565編成。
この車両は2021年に長崎から転属してきた元シーサイドライナー車です。
この列車は鹿児島中央駅へ向けて出発していきました。
キハ47とキハ200-565のエンジン音の違い。
両形式のエンジンの型式等の違いまで触れるほど知識はないの(沼にハマるの)で、詳しく書く予定はないです。
参考に、キハ47の8056、9072のエンジンは原型のDMF15系エンジンからコマツのSA6D125H-1A/300PSに置換されています。
キハ200系の方は、新潟鉄鋼所製のDMF13HZAを使用しているようです。
朝の郡元駅。
朝の通勤通学時間帯になると、キハ200系4両編成の運用が数本あります。
一つの運用として、以下の列車がキハ200の4両編成となっています。(同じ車両で運用)
04:48鹿児島中央発山川行き普通1321D→06:11山川発鹿児島(土休日は鹿児島中央まで)行き普通1322D+6791D
→07:44鹿児島(土休日は07:51鹿児島中央始発)指宿行き快速なのはな6790D+3397D
→09:32指宿発鹿児島中央行き快速なのはな3332D
この運用では原則指宿側の2両に貴重な転換クロスシート車が入ります。
鹿児島中央〜郡元駅を走る列車。
最後に、鹿児島中央駅〜郡元駅の様子を載せて終わりにしようと思います。
車両センターには運用が終わった415系の507編成が留置されていました。(2021年1月撮影)
なお、朝の鹿児島車両センターについてはこちらの記事も読んでみてください。
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