今回は私が今流行りの新型コロナウイルスに感染してしまったことに関して、
病状の記録を残してみることにしてみます。
なお、科学的な、専門的なことについては(私が知識として勉強したこと以外)ほとんど触れないようにします。
まずは比較対象として、数年前に感染した細菌性肺炎の症状。
新型コロナウイルスが登場する前の話です。
「風邪ひいたなあ」
と思って数日間寝込んでいましたが、
風邪薬が効かず、激しい咳も止まらず、
だんだん「水に溺れてゆくような症状」が出てきました。
このままでは死ぬなと思い、内科へ駆け込みました。
レントゲンで肺の画像を見た結果、私の肺は真っ白になっていたのです。
どうやら、当初ひいていた風邪に、仕事の疲れ等相まって、細菌性の肺炎にかかってしまったようで、
入院寸前の状態だったみたいです。(実質数年ぶりの死にかけ状態)
細菌性の肺炎でしたので、
抗生物質
が投与され、数日で生き返ることができました。
※ 細菌やカビ(真菌)に関する知識は学生時代に少し勉強していたので、免疫力と効く抗生物質があればほぼ治る症状だとは確信していましたが。。。
ただし、他の病気か老化等で極端に免疫力が落ちた場合、死に至ることも多々あります。
新型コロナウイルス
2020年初頭
海外で未知のウイルスによる肺炎が流行しだしたため、日本でも水際作戦などやってみましたが防ぐごとはできず。。。。
このあたりの話につきましては省略します。
さて、ここからが今回の記録になります。
0日目
知人が、昼間買い出しをしている間に、接触、感染したものと思われる。
当日夜、38度の熱を訴える。熱中症とも新型コロナとも言い難かった。
私は何も異常なし。
1日目
私は普通に職場へ。ただし、他の人との接触は避け、一人で作業に打ち込む。
風邪っぽい症状が出始めたので、念の為風邪薬を服用。
2日目
仕事は休み、引き続き市販の風邪薬を服用するも、通常の夏風邪だと薬の効果が出始めるのだが、
今回はまだ効果が見られず。
3日目
知人、新型コロナ陽性と判定(抗原検査)
私、その連絡を受け、すぐに発熱外来を予約。
お昼頃に予約したが、その時点で診察まで車内で約5時間ほど待機されることを告げられる。
夕方、ようやく診察。PCR検査用のサンプル回収。
なお、PCR検査の料金は無料でしたが、診察料ならびに治療薬料は通常料金が発生します。つまり有料です。
診療後、解熱剤を処方され、1週間ほどの待機期間に入る。
通常は、発症した場合、感染症法により、待機解除まで10日の待機期間・就業制限が発生します。
この日までは通常のご飯を食べることができた。
4日目
ここから激しい喉の痛みが発生し、食欲が落ち、水分も取れなくなる。
PCR検査の結果、新型コロナウイルス陽性と判定される。
体温も38度超える。
それでも熱冷ましは効くみたいだ。
5日目
激しい喉の痛みが続く。体温も38度超える。
吐き気もあって、ものが喉を通らない。
また、痰も出だしてあり、吐き出しけど喉が痛くてうまく吐き出せない。
なんとか流しを使って吐き出すことを繰り返していた。
数日水分を取れなかったのもあって、尿の排出に苦労した。(血尿と間違えるようなものが数回でた)
保健所からショートメールが届き、症状の入力ならびに毎晩の健康観察の入力が始まる。
6日目
激しい喉の痛みが続く。
吐き気は治ったものの、喉が痛いので食事にありつけず、液体のものを飲み込むのが精一杯であった。
熱は37度後半から38度前半を行ったり来たりの繰り返しであった。
少し水分を取ることができるようになったので、トイレも少しだけ楽になった。
7日目
ようやく熱が下がり始めた。
喉の痛みも少しずつではあるが、解熱剤がなくとも36度代をなんとかキープできるようになった。
一方で、自宅療養が続いたため、身体中の筋力が低下しており、
スマホへの文字入力やパソコンへのキーボード入力、長時間座るなどの普段の生活に影響を及ぼしていることもわかった。
8日目・9日目
体温は正常な状態に、喉の痛みもほぼ無い状態まで回復してきた。
ただ、少し咳は残ったままである。
なお、通常の風邪でも、治った直後は咳が続いて痰や鼻水が大量に出ることはある。
食欲もだいぶ戻ってきた。
10日目
保健所から制限解除日についての連絡が入る。
解除まであと2日だ。
11日目
熱も喉の痛みも治った。
若干の咳は残る(痰を排出するためには必要)。
12日目
ようやく、行動制限解除となった。
最後に、細菌とウイルスの違い
終わりに、同じ肺炎でも細菌と新型コロナウイルスのようなウイルスでは治療の方法が異なります。
両方とも核酸は持っていますが、
「細菌は自己増殖ができるのに対しウイルスは宿主の細胞に侵入しないと増殖することができない」
ので、新型コロナウイルスのようなウイルスに対しては、
細胞膜を破壊するような抗生物質を使用することができないのです。
そのため、感染して病気が発症した場合、治療方法が対処療法に頼ってしまったり、ウイルスを直接やっつける薬ななかったりします。
というので、感染した際や厄介ことになってしまいます。
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