私が鉄道好きになったきっかけ。
それは、鹿児島市内には大正元年から路面電車(通称鹿児島市電)が走っているから。
写真の車両は600形613号。
製造は昭和37年で現役の車両の中では古参の部類に入ります。
私が昭和54年生まれなので、
生まれた頃にはすでに17年ほど走っていたということになります。
それでも当時は新車の部類に入っていたと思われます。
ちょうど車両の冷房化が始まっていた頃だったかなぁ。。
私が小さかった頃は
460形2両、
500形15両、
600形16両、
700形4編成
800形32両(元大阪市電、現在9500形)
いたそうで、現在は廃止された伊敷線と上町線も含め走りまわっていました。
鹿児島市電の車両は黄色と緑という配色なので、
”かぼちゃ電車”
とも呼ばれたりしている。
最近になると、鹿児島市民には馴染みが薄いのだけども、
同形の一部車両の配色が黄色が濃いオレンジ、緑が濃い緑で、
東海道線や山陽線で走っている湘南色っぽいのもいます。
見た目はバリアフリーではなく、古臭くも感じるようですが、
履いている台車が(路面電車では珍しい)空気バネ式なのもあって、
乗り心地はすごくいい。走行音もかなり独特。
ただ、手入れがすごく大変だそうなのでいずれは引退の時期がくるのでしょう。
新形車両が多く走っているなか、旧型の車両が走っていることが減っているので、
(昔は当たり前にいたのでなんとも思わなかったけど)
今となっては乗れてラッキーだと思います。
A GUT FEELING 7TH EDITIONをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。