10月14日は鉄道の日ということで、今回は鉄道関係の記事になります。

大隅横川駅の木造駅舎

以前、初夏に肥薩線 嘉例川駅を訪れたことを書いたのですが、

今回の記事は、嘉例川駅から吉松方面に3駅行った大隅横川駅を訪ねてみた記録になります。

大隅横川駅の木造駅舎は嘉例川駅と同様に1903年1月15日の肥薩線開業時からあるもので、

2013年時点で110年を迎えました。

立派な駅舎の姿は荘厳な佇まいをそのまま残しており、国の有形文化財にも登録されております。

大隅横川駅の駅舎。
大隅横川駅の駅舎。
赤い丸形の郵便ポストも様になっています。
こちらは木製の駅名標。
こちらは木製の駅名標。

駅舎内

大隅横川駅の駅舎内。待合室と改札になります。
大隅横川駅の駅舎内。待合室と改札になります。
夏場に訪れたので、駅内の至るところにほおずきが飾られていました。
夏場に訪れたので、駅内の至るところにほおずきが飾られていました。

機銃掃射の痕跡

第二次世界大戦中に受けた機銃掃射の痕が柱にまざまざと残っています。

機銃掃射の痕。
機銃掃射の痕。
柱を貫通しています。
こちらの屋根(の梁)も銃弾が貫通していました。
こちらの屋根(の梁)も銃弾が貫通していました。

大隅横川駅の構造

嘉例川駅とは異なり、現在も2面2線の構造となっています。

ただ、正確にいうと、

元々は単式ホーム1線と島式ホーム2線の2面3線だったようですが、真ん中の1線は撤去されたようです。

(他にも鹿児島県内の駅には日豊本線の重富駅、加治木駅、鹿児島本線の上伊集院駅など2面3線から1線撤去された駅がいくつかあります。)

駅構内の様子

1番乗り場に観光特急「はやとの風」入線。黒いボデーがおつだ。
1番乗り場に観光特急「はやとの風」入線。黒いボデーがおつだ。
島式ホームに使われている柱もずいぶん年季が入っていました。
島式ホームに使われている柱もずいぶん年季が入っていました。
よくみると、大隅横川駅のホームは嵩上げされた形跡があります。
よくみると、大隅横川駅のホームは嵩上げされた形跡があります。

列車がいなくなると、駅のホームはひっそりとしていました。

田舎の駅の割には広い感じです。

大隅横川駅の構内です。
大隅横川駅の構内です。

かつての鹿児島本線として活躍した路線の名残なのか。

駅のホームの長さはかなり長くとられています。

大隅横川駅の駅舎、ホーム側から。
大隅横川駅の駅舎、ホーム側から。

日南色

駅を探索していたら、次の列車がやってきました。

黄色い列車がやってきた。
あまり見かけない黄色い列車がやってきました。

この列車、普段は日南線の運用についているのですが、たまたま肥薩線に入っていたもようです。

(肥薩線〜吉都線直通の列車もあるので、そのまま宮崎方面まで行くこともできるようでした)

この車両はキハ140 2127かと思われます。
この車両はキハ140 2127かと思われます。
DSC_0830


柱に書かれた「吉松、栗野方面乗り場」の字体が良い。

ゆっくり時間が取れたら、また肥薩線全線乗り通したいと思います。

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