私が福岡から鹿児島に戻って4年ちょっと経つ。

当記事前半では、帰ってきてすぐに天文館界隈を歩いてみた時の感想を書いてみる。

2008年、北京五輪が開催されていたころ(またはリーマンショックが起こる直前)私は訳あって故郷である鹿児島に戻った。

天文館からさほど遠くないところで育ったのもあり、すごく馴染みのある街である。

福岡に住んでいた頃、休日になるといろんな町や商店街を歩き回っていた。

鹿児島に戻ってからも早速、天文館アーケードの中を歩きまわってみた。

昔(私が福岡に出ていった11年前)と何かが違う。

何だろうか?

この街に、面白さを感じなくなっていた。

何でだろう?

天文館以外に大型のショッピング施設が相次いで出来たからなのだろうか?

それとも、県外資本の企業が進出してきたせいなのだろうか?

これが当時の私が率直に感じたことだった。

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一言でいえば

”個性が無くなってしまった”

のであろう。

そう感じてしまったのは・・・

地方都市にみられる商店街(地元資本が残っているもののシャッターが降りている店舗が多い、いわゆるシャッター通り)と大都会にみられる駅ビルやショッピングモールとの中間みたいになってしまい、中途半端な街になってしまったなという感覚をもったからだ。

昔に比べ、個性的で面白い店がずいぶん減ってしまった。

欲しくても車を飛ばさないとない商品もけっこうある。

どこかの記事で見かけたのだが、天文館では2代目、3代目が育たないとも言われているそうだ。

昨年末、改めて意識しながら天文館を歩いてみた。

私が親に手を引っ張られていた頃に比べ、明らかに歩いている人が少ない。

私もそうだったのだけど、みんな大都会に憧れて鹿児島から出ていってしまったのだろうか?

それとも、中央駅や与次郎、谷山などに散らばってしまったのだろうか?

もちろん、天文館一極集中なのは考えものではあるが・・・

それにしても、かつての勢いがなくなってしまったのは確かだ。


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