タイトルはすごく大げさですが、かつては本当に国の境だったそうで。
その場所とは?
姶良市重富の国道10号線付近にある白銀坂です。
ここはかつて薩摩の国と大隅の国との境界だったらしく、戦国時代には島津貴久公や義宏公も陣を構えて蒲生氏と対峙したそうな。
参考資料;姶良町歴史民族資料館ホームページより。
http://www12.synapse.ne.jp/aira-museum/sirakanezaka.htm
写真は桜島の湯平展望台から見た吉野〜牟礼丘〜姶良方面(白銀坂)になります。明らかに険しい山かと。。。
明治になり、国道10号線や国鉄の日豊本線にあたる道ができるまで、鹿児島市から抜けだす数少ない道のひとつとして、
重要な街道であり、要所でも、難所でもあったそうだ。
予想はできていたのだが、坂を登るというより登山すると言ったほうが正しい表現かもしれない(笑)
道の両脇より敵陣が攻めてきたとしても、なかなか太刀打ちはできないだろうなと思いながら、山道を登った。
ちょっと寄り道になるけど、道中には布引の滝という幅2メートル、落差20メートルの滝もあり、涼を求めるにはいい場所かと思う。
展望所に到着。重富海岸を望む。
走行中の列車を捉える。一日2往復しかみられない783系ハイパーサルーンなので貴重かも。
登山口からわずか900メートルで息の根があがってしまったのと、登山口に車を置いてきたのもあって、今回は白銀坂全征服まではいかなかった。
牟礼丘まで残り2.2キロメートルはまた後日挑戦するとするか。
登山靴用意しなければ。
それにしても、先人たちはよくこの険しい坂上り下りしたんだな。。。と感心するところです。
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