今回のテーマは、吉都線えびの飯野駅になります。
えびの市内には「えびの」と名前がつく駅が3つありますが、当駅はそのうちの1箇所になります。
他の2駅はえびの駅、えびの上江駅であり両駅とも過日記事にしておりますので、ついでがありましたらお立ち寄りくださると嬉しいです。
その他にえびの市内には「えびの」の名がつかない京町温泉駅があり、近々記事にしようと思っています。
まずはえびの飯野駅の場所から。
では本題に。
えびの飯野駅は宮崎県えびの市大字原田にあります。
地図上では近くに宮崎自動車道が通っています。(えびのインターや高速バスのバス停の最寄りはえびの駅です)
少し離れたところに宮崎県立飯野高等学校やえびの警察署があります。
そのためかえびの市内の駅では当駅が最大の乗車人員(記録のある2015年時点で173人)になるそうです。
また、主要道である国道268号まで2kmほど、ホテルAZえびの店まで2.4kmほど徒歩30分くらいかかるようです。
さらには、川内川の上流部である狗留孫(クルソン)峡の最寄り駅ではあるようです。(タクシーで30分くらいかかります)かつては木材運搬用のトロッコが運行されていたようです。
えびの飯野駅の歴史を少々。
当駅は1912年10月1日に鹿児島本線の駅だった吉松駅から分岐して、吉松 – 小林町間が宮崎線として開業した際、飯野駅として誕生しました。
同日に加久藤駅(現在のえびの駅)、京町駅(現在の京町温泉駅)、小林町駅(現在の小林駅)も開業しています。
1960年8月26日、現在の駅舎に改築。
1990年11月1日、えびの飯野駅へ改称され現在に至ります。
駅舎。

えびの駅とは異なり、コンクリートブロックと古レールを使用したどっちかといえば近代的(それでも昭和的)な建物となっています。
先ほどの歴史の項目で触れた通り、1960年飯野町が400万円の国鉄利用債を引き受けて作られました(改築されました)。
肥薩線の霧島温泉駅と駅舎の雰囲気は近そうです。

駅の入り口には駅名が書かれた看板が掲げられています。フォントは角ゴシック体でしょうか。
玄関には扉も設置されていました。
駅舎内。
当駅は1986年以降無人駅となっています。

かつてはこの壁の向こうに駅員さんがいて、切符の販売などしていたのでしょう。
無人駅となった現在はたくさんのぬいぐるみが鎮座しています。
また、窓ガラスの上部にはイラストも飾られていました。

駅舎内は広いスペースとなっています。
「またきっくいやんな〜!」
と地元高校生によるお見送りのメッセージも掲げられていました。
本の貸し出しもあるのでしょうか?本もありました。
撮影時は気づかなかったのですが、改札口から霧島連山がよく見えています。(後述)
時刻表

都城駅方面8本、吉松駅方面9本(土休日8本、2026年時刻表改正により毎日運行になります)です。
朝の通勤時間帯を過ぎると5時間ほど列車が来ない時間帯があります。
18:47には当駅で唯一の列車交換となります。
すなわちこの時間を狙うと上下列車同時に狙うことができます。
おそらく都城駅方面はキハ40の1両、吉松駅はキハ47の2両編成になるはずです。
改札口

改札は鉄パイプ製となっています。
現在は木製になっているえびの駅でも、青春18きっぷポスターの撮影が行われた当時はえびの飯野駅と同じタイプの改札だったようです。
そのため、造りが似ている両駅の区別がつきにくい時期もあったのではないでしょうか?
両駅の違いは改札正面からお寺や霧島連山がよく見えるかというあたりでしょう。
ちなみに見えている山は左から韓国岳、甑岳、白鳥山、えびの高原になりそうです。
えびの飯野駅の構造。
改札を通ると、ホームに行くためには構内踏切を渡る必要があります。

特に、当駅から京町温泉駅近くまでの区間はカーブしているところがほとんどないよう(線形が良い)です。
そのため見晴らしも良く、列車を撮影するのに望遠レンズ使っても良さげだなと思いました。
ホーム。
それでは反対側の線路も見てみましょう。

小林駅方面に向けてホームが設置されています。

えびの駅と同様、1面2線の島式ホームになります。
かつての日豊本線を思い浮かべる、ホームの幅が広く立派な屋根も設置されています。

吉都線の各駅は現在運用があるいるキハ47系2両編に合わせた分しか立ち入りができない駅が多いのですが、えびの飯野駅に関しては2025年5月撮影時ホームに柵が設置されていなく制限がないようでした。

18:47の上下両方向の列車が揃っている時間にこのアングルで撮影したらいい感じに撮れそうですね。
通常なら都城方面はキハ40の1両、吉松方面はキハ47の2両編成が来るはず。

方面別の案内がありますね。
なお、この写真からもわかるようにホーム上には草木が生えております。
ちょっと移動してみました。

2025年現在は立ち入ることができているのですが、将来的には入れな区なうかもしれませんね。
ここからみても線路がまっすぐ伸びていることがわかります。
望遠レンズ使って撮影したくなってしまいます。

本線から駅構内に入るためY字型に分岐していることがわかります。

側線はおそらく吉松側で2番線と合流するはずです。

1980年までは当駅で貨物の取扱があったようで、上の画像、現在の駅舎の手前緑に覆われてるあたりに側線や貨車もいたそうです。
駅の敷地だっった部分は一部住宅地になっています。
駅名標。

駅名標に描かれているイラストは吉都線の各駅で使用されている、吉都ダルマになります。

霧島連山と一緒に撮りたかったのですが、上屋と重なりそうでしたのでこのアングルになっています。

最後に

様々なイラストが描かれた石が置いてありました。
それと、吉都線利用促進協議会の横断幕も掲げられていました。

今回の記事は以上となります。
お時間がございましたら、吉都線、吉松駅から隼人駅間になりますが、肥薩線沿線の様子を記録したこちらの記事もお立ちいただけると嬉しいです。
最後までご覧くださりありがとうございました。
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