瀬野八越え
11時前。僕は広島駅を出る列車に乗り、再び東へ向かいました。
途中、山陽本線で最も難所である瀬野八(かつては列車の後方から推進力を得るため機関車が連結されていたらしい)を越え、西條、尾道、福山を通りすぎました。
もっと時間があれば、福山あたりで途中下車したかったところです。
車内から福山城の天守閣が見えていたので、時間があれば福山城に入ってみたかったですね。
それと、後から知ったのですが、
かの有名な宮崎アニメ『崖の上のポニョ』の舞台になった場所は
福山市鞆の浦であるそうです。
風光明媚なところだと想像できます。
ちなみに、僕はまだこの映画まともに見たことありませんが)
といっているあいだに岡山県入りしました。
倉敷市の美観地区へ
14時過ぎ、倉敷駅に到着しました。
なお、広島~倉敷間は福山駅で一回乗り換える(両区間とも快速列車を使用しました)ことでスムーズに移動できました。
駅から10分ほど歩いたところにある美観地区へいってみることにしました。
この街も白壁が有名で、美観地区というだけあってさぞかし綺麗なのでしょうね。
個人的に思ったのが、
美観地区を訪れたときの第一印象として、九州で言う柳川や日田に近い感じがしました。
実際、歴史的に倉敷と日田は江戸幕府の直轄地いわゆる天領に定められていたという共通点を持ちます。
【参考】
柳川
確かに、交通の要所なのもあり屋敷や倉が立ち並んでいます。
川沿いに柳の並木があるのは柳川の掘割とよく似ている気がしました。
ここは1979年、国指定の重要伝統的建造物保存地区に指定されました。
※だだし、重要文化財や登録有形文化財になっている建物はほとんど非公開みたいです。
中には、昭和天皇がお泊りになった建物もあるらしいです。
まあ、外から見るだけでも十分見ごたえのある街並みだと思います。
たしかに観光客も非常に多かったです。
美観地区の象徴、大原美術館
美観地区の中に一風変わった建物がありました。
とういうのも、多くの日本家屋の中に珍しく洋館が建っています。
この建物こそが日本初の近代的な美術館である大原美術館。
1930年に開館しモネ、キリコなど貴重なコレクションを所持していそうで、
ふだんは美術に関してうとい私でも、大原美術館と門司港にある出光美術館の名前は知っていました。
ただ、非常にもったいないことに大原美術館の展示物まではみる時間なかったので、
今後ゆっくり時間があれ是非とも行ってみなければならないと思っております。
それと駅前にあるチボリ公園も観にゆかなければ。
あっ、もうチボリ公園は閉鎖されてしまった。とても残念。
姫路へ
だんだん夕方に近づいてきたので、次は姫路城をみようと思い姫路駅に移動しました。
倉敷~岡山間は快速もあり列車の本数もそれなりにありますが、
岡山以東、すなわち岡山~姫路間(特に相生まで)に関して思ったより列車の本数が少ない気がしたのです。
(実際少ないです)
駅到着後すぐに姫路城まで歩きました。
天守閣が大きいだけあって歩いていける距離だろうと思い歩きましたが、
駅からお城までは意外と距離があり、若干へたれ気味になってしまいました。
しかも、時間も遅かったので入場門は閉まっており、外見をみるだけで終了したのが残念でした。
なんとか天守閣の写真だけは撮れました。
大阪へ
このあと、宿泊先である新大阪に移動し、二日目終了です。
さすが関西圏に入っただけあって姫路から大阪方面へはほとんど苦労もせず移動できた。快速電車の速いことにびっくり。
九州では考えられない。まるで特急に乗っているようなスピード感でした。
ただし、人口が多いだけあって座席に座ることは諦めました。
夜7時過ぎ、新大阪駅に着きました。
10分ほど歩いたら本日のお宿(てか、普通のビジネスホテルですが)。
宿近くの繁華街で大阪名物のうどんを食べました。
画像はないのですが、まさに関西の味でした。
ひとりで繁華街を歩くと何かキャッチに引っかかりそうなので少しびくびくしながらさっさと宿に戻りました。
あと、ここの繁華街には当時話題になっていた焼肉小倉優子なんていうのもあったかな。
三日目につづく!