今回のテーマは、肥薩線中福良駅となります。
肥薩線、鹿児島県内の区間も残すはあと2駅となっています。
表木山駅と中福良駅間の撮影スポット。
本題に入る前に、隣の表木山駅から当駅との中間地点あたりに有名な撮影スポットがあるので立ち寄ってみました。
鹿児島県道477号線から、撮影時期は2025年7月(豪雨災害で運休する前)になります。

ちょうど田園風景の中に肥薩線の線路が通っており、のんびりと走る列車の風景を記録することができます。
表木山駅で列車交換が行われるため、すぐに上り列車がやってきました。

ここもしくはもう少し中福良駅側の2箇所で撮れそうです。
2025年まで霧島コース走行していた「ななつ星in九州」号をこの場で記録していた方々もいらっしゃるでしょう。
日当たり的に言うと線路が南北方向に走っているので午前中は逆光、お昼頃列車の真上から、午後は順光となります。
ただし、時間が夕方近くになると列車の側面に陽は当たるのですが、山々の影が水田と重なってしまうので水田で育っている稲の様子が見えづらくなるかもしれません。
個人的に撮るとするなら稲の収穫時期ならお昼頃、もしくは曇りでも悪くはないでしょう。
逆に言うと列車の車体は綺麗に目立ちます。
中福良駅の場所。
霧島市隼人町嘉例川にあります。
両隣の駅である嘉例川駅や表木山駅と同じ大字となり、両駅との距離も2kmちょっとと短くなっています。
駅のすぐそばに中福良の集落と霧島市立中福良小学校があります。
また、一部の方ならご存知なのですが、徒歩だと鹿児島空港の最寄り駅になるようです。
(バスやタクシーなど使った場合、嘉例川駅の方が便利ですが。)
鹿児島空港からだと、空港地下道を通って交差点を2回曲がれば辿り着けるようです。
道は狭いですが、下り坂なので歩けないことはなさそうですね。
逆に中福良駅から鹿児島空港は上り坂のみになるので注意が必要です。
中福良駅の歴史。
1958年2月1日開業しました。
同時期に開業した他の駅のように鉄道輸送が気動車に転換されるのを機に設置されたものと思われます。
駅前付近の様子。
ここからの画像は2023年1月撮影分となります。
鹿児島空港最寄り駅。

場所の項目で触れた通り、駅のすぐそばに霧島市立中福良小学校があります。
(表木山駅側から行くと中福良駅の入り口を一旦通り過ぎる形となります。)
そして注目するのは「空港」の標識。
矢印が右向き(嘉例川駅方面)になっているのは車が通れるような道を示しているためだと思われます。
最短距離を狙うなら左の細い道に進みます。
私は通ったことないのですが、道に迷わなければ徒歩50分くらいで鹿児島空港に辿り着けるようです。
なお、現在ここを発着するバスの設定は調べた限りなさそうです。(最寄りのバス停は嘉例川となります。)

Google Mapのストリートビューを見たのですが、轍やカーブミラーは見たものの道路の幅は非常に狭いです。
嘉例川を渡る。
小学校の入り口から県道477号を少し南下すると日枝神社の鳥居が見え、さらに進むと左手に小さな橋が見えてきます。

写っている県道477号線も道幅がとても狭いです。


嘉例川は嘉例川地区一体の地名の由来となっている天降川の支流の流域になるそうです。

駅入り口の案内は見当たりませんでしたが、線路のある場所には向かっています。

周りに土地がないのもあって、駅前広場なんてものはありません。
駅名も列車の停車目標の柱を利用しているほどです。
中福良駅の構造。
ここからは中福良駅の構造についてみていきましょう。
待合スペース
植村駅と同様、開業時から駅舎は無く屋根付きの待合スペースがある造りです。

ベンチが4人分座れるようになっています。
背後のイラストが色は若干異なりますがかつて広島地区で走っていた103系を彷彿とさせます。
時刻表や運賃表も掲げられていました。
運行時刻につきましては、表木山駅のこちらの項目を参考にしてみてください。
表木山駅で列車交換があるため一部時間帯において隼人駅方面行きの下り列車が来た後4、5分で吉松駅方面行き上り列車も来ます。
駅のホーム
先ほも触れたのですが、隣の表木山駅が2面2線となっていることや駅の設置の経緯からして1面1線の棒線駅となっています。


当駅のホームもカーブしているところにあるので、列車とホームとの間が広くなっている場所もあります。
ホームの有効長は停車目標の表示から推測するにギリギリ列車3両分あるようです。
なお、ホームの真ん中あたりに先ほど紹介した待合スペースがあります。
待合スペースの隣に駅名標が立っています。

肥薩線でよく見られる、丸ゴシック体が使用されています。
中福良駅と列車。
ホームの様子を記録していたら上下列車が来そうな時間帯になってきたので記録することにしました。
肥薩線、隼人駅〜吉松駅の区間では基本的にキハ40の1両編成とキハ47の2両編成(たまにキハ40が混ざった2両編成)が交互に運用に就いています。
例えば上り列車がキハ40の場合、対向する下り列車はキハ47になります。
下りキハ40。

当駅周辺は山と山の間にある非常に狭い谷となっていることがこの写真からもわかります。

線路にカントがあるため車体が傾いているように見えます。(というより実際傾いてます。)

側面の行き先表示は「吉松↔︎隼人」となっており、肥薩線の区間で折り返す運用に就いていました。
駅に停車中の列車は撮っていないのですが、駅の入り口あたりを先頭に停止していたはずです。

表木山駅へ向けて進みます。
この個体、国鉄型の気動車らしく前面上部のサビや種別幕(方向幕)に書かれているはずの「普通」の表記が経年劣化で消えています。(宮崎車両センター所属のキハ40は文字の書かれていない白幕になっています。)
上りキハ47。
続きまして上り列車のキハ47です。

駅舎はないので、駅名と絡めるとこんなアングルになってしまうのでしょう。

写真のドアは上り列車の2両ワンマン運転に、後ろの車両にあたるので開きません。

最後に。
画像はないのですが中福良駅ではホームに咲いている紫陽花と列車を一緒に撮る方がいらっしゃるようですので、6月頃に訪れても面白いかもしれません。
といったところでこのあたりで本日は終わりにしようと思います。
ありがとうございました。
お時間がございましたら、肥薩線・吉都線の沿線記事の方もご覧ください。
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