指宿枕崎線の有名撮影スポットである集川橋梁。

10月末〜11月初旬にかけてコスモスが咲いている頃には訪れたことがあったのですが、ひまわりが咲いている時期に訪れるのは初めてとなります。

毎年6月の末ごろになると土地の一角に植えられたひまわりが見頃となります。

一方で、例年この時期は梅雨の末期と重なってしまうため、大雨によって列車が運休することもしばしばあります。

2025年は5月16日頃梅雨入り、6月27日ごろ梅雨明けと梅雨の時期がかなり前倒しとなりました。

そのため、今年は珍しく集川橋梁のひまわりが咲く頃に雨が降らないという好条件になりそうです。

ということで現場へGO。

到着早々ですが、14:06過ぎに来る下り列車枕崎行き1337Dから。

まずはオーソドックスに定番のひまわりを中心としたアングルで。

集川橋梁にてひまわりと列車。
ひまわりと列車。

ひまわりはコスモスよりもずっと背が高いので、背後にある海までは見えないようです。

列車通過後すぐに西頴娃駅で枕崎発指宿行き5326Dと列車交換が行われます。

次は先ほどに比べアングルを上にあげてみました。

ちょうど撮影時(2025年7月5日)に田んぼで何か作業しているようでした。

集川橋梁にて作業している人たちも入れてみました。
今度は作業している人たちも入れて。

どうやら撮影日の翌日にイベントがあったようです。

ひまわりと列車を撮影するのにアングルを考えていたのですが、ちょうど早場米の稲が出穂した時期にあたるようでした。

田んぼではすでに稲穂が実っていました。
田んぼではすでに稲穂が実っていました。

列車とひまわりの画像はとりあえずおさえたので、撮影の準備をしているあいだここでも撮ったら面白いだろうということで稲穂が出だした水田と列車も狙ってみることにしました。

集川橋梁にて水田と列車。
水田と列車。

今回は時間の都合上撮れなかったのですが、フレームをもう少し下に持っていってまだまだ稲穂を入れても良いのかもしれません。

ここでの撮影はついつい中望遠で撮ってしまうのですが、

稲穂をフレームにたっぷり入れるとなると、広角で撮っても良いのでしょう。

最後に、鉄橋付近の様子を載せて終わりにしようと思います。

イメージ的には鉄橋のすぐそばに広い海があるのかと思いきやそうではなくて、鉄橋から海岸まで数100mほど離れています。

したがって、列車から見た車窓でも全面的に海がすごく見えるという感じではなく、段々畑の先に広がっているように見えます。

シラス台地の間に集川があるため、川を挟んで階段上の地形いわゆる河岸段丘の一種であろうと思います。

ちなみに指宿枕崎線末端区間(山川〜枕崎)の地形はめちゃくちゃ険しいわけでないのですが、シラス台地と河川との高低差があるため、線路の高低差を抑える意味でも集川橋梁や水成川橋梁など高さのある鉄橋が数ヶ所あります。

集川橋梁からの車窓。
<参考>集川橋梁からの車窓。

(なお、鉄橋より海側にある段々畑はひまわりやコスモスが植えられている所より低い位置にあるため、あまり写真には写り込まないです)

一方で、海岸近くに道路があり河口付近に橋が掛かっているのですが、道路の橋から見た海の眺めは高さがないことの相まって戸柱公園や番所鼻のような特徴的な地形はありません。

集川河口付近からの眺め。
集川河口付近からの眺め。

空が霞んでいなければ、三島村あたりが見えそうな感じですがどうでしょうか?

集川橋梁の近くに跨線橋があるのですが、ここから現在は天気がよけれが開聞岳と列車を撮ることができます。

直線に延びたレールと開聞岳。
直線に延びたレールと開聞岳。

数年前までが草木が生い茂っていて眺めは良くなかったのですが、伐採作業のおがけで見通しが良くなりました。(反面、緑のトンネルは消滅しました)

今日のところはこれくらいで終わりにしようと思います。

お時間がございましたら、これまで訪れた記録は下のリンクをご覧ください。

ありがとうございました。


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