今回のテーマは肥薩線、表木山駅になります。
当駅は1916年9月11日、表木山信号所として開設、1920年10月11日、表木山駅に昇格しました。
まずは駅の場所から
表木山駅は霧島市隼人町嘉例川にあります。
駅の東側にある表木山にちなんで名付けられたようです。
さらに山の東側には「かれい川の湯」があります。
上の地図を左方向に動かしてもらえばわかるのですが、表木山駅で検索すると「表木山駅から鹿児島空港」と出てくるほど鹿児島空港に近いようですが、アップダウンのある坂を1時間15分ほど歩く必要があります。
まだ隣の中福良駅を使うか嘉例川駅や隼人駅、国分駅からバスに乗り換えになるのでしょう。
まあ、もっとも鹿児島市内から鹿児島空港までだと空港リムジンバスを使うののが一般的です。
表木山駅の構造
駅舎
かつては木造の駅舎が建っていたのですが、1986年11月1日無人駅化した数年後解体され、下のような南九州地区でよく見かける待合所のみの簡易的な駅舎に置き換わっています。
駅舎の裏手の山が先ほど触れた表木山になると思います。
時刻表とベンチが設置されています。
時刻表
後ほど紹介しますが、当駅では列車交換が行えるため。同時刻に上下線から出発する列車の設定があります。
そのため12時代と13:00を過ぎた後、列車が1時間半ほ来ない時間帯があるので少々注意が必要になりそうです。
左の写真は木造駅舎のような気がしますが。
駅名標

鹿児島県霧島市のところが上書きされているので、2005年に合併される前から元の駅名標は設置されているのでしょう。
ホーム
当駅は2面2線の相対式ホームになります。
特徴的なのはかつての鹿児島本線の名残から、ホームの長さが長いことです。
(ななつ星in九州も余裕で停まれます)
肥薩線、吉都線の一部駅ではホーム上に金網が設置されて端の方に行けなくなっている箇所が数駅ありますが、当駅ではちゃんと端っこまで行けるようです。
画像はないのですが、現肥薩おれんじ鉄道の草道駅と似たような線形ですね。
向かい側(下り線)のホームに行くためにはこの先の構内を横断する形を採用しています。
嘉例川駅と同様、長いホームのうち列車2両分でしょうか、嵩上げされていることがわかります。
2025年撮影、ニャンコと表木山駅
駅を訪れた際気づいたのですが、駅前には多くのぬこ様がいました。
各色のにゃんこ達がいたので記録してみました。
タイミングによっては列車と猫の写真も撮れそうです。
以前は嘉例川駅で猫ちゃん達をよく見かけていたのですが、最近では少なくなっているように思えます。
一方で当駅周辺では各色の猫を見かけました。
冬の朝、列車交換の様子(2023年撮影)
本記事の最後に1月初旬、朝の列車交換が行なわた時の様子を見て終わりにしようと思います。
目的の列車は07:20に上下線から出発する列車です。
列車到着前の駅の様子から。
7時過ぎとはいえ、まだ日の出前の時間帯のため駅周辺は真っ暗でした。
ホームの端へ。
この位置だと私の立っている向かい側のホームに停車するくだり列車がうまく入らないような気もするので移動します。
列車が来るのを待機。
遮断機の外から十分に列車狙えそうなので、ここで待機します。
それにしても冬場の雨天の朝は暗いです。
画像を明るめに補正はしましたが、霧も立ち込めていました。

当駅付近で桜の写真撮っている方の画像を見たことあるのですが、どの位置で撮ったのでしょうか。
貫通扉を見るとヘッドマークステーが残っているので、キハ140 2062になりそうです。
ちなみにキハ140 2062は国鉄末期、青とクリームのツートンカラーに試験塗装された個体になります。
この位置だと上下列車の正面がよく見えます。
続きまして上り列車も発車します。
無事上り列車も出発したところで終わりにしようと思います。
お読みくさだりありがとうございました。
お時間がございましたら、肥薩線・吉都線沿線風景を記録したこちらの記事もお読みくださると嬉しいです。
逐次更新しております。
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