今回は、肥薩線の日当山駅について、後半では日当山温泉についてみていこうと思います。

なお、日当山駅において2025年6月いっぱいまで開催中期間限定のイベントがありますので最後までお読みくださると非常にありがたいです。

日当山駅は霧島市隼人町にあり、隼人駅の隣になります。

地図のように、駅の近くには日当山温泉が所在します。(後述)

当駅は1958年10月1日開業と、歴史のある肥薩線の中では最も新しく開業した駅になります。

以降、肥薩線内で新駅開業はありません。

肥薩線・吉都線の沿線風景はこちら。

かつては有人駅で駅舎があったようのですが、1985年無人化され現在は駅舎も解体されて屋根のある待合所のみ設置されています。

日当山駅の駅前広場。
日当山駅の駅前広場。

今は公衆電話の電話ボックスのみポツンと残されており、また、金網が設置されているためホームまで登れない階段もそのままでいます。

日当山駅の駅名標と階段。かつては階段の下に改札があったのでしょう。
駅名標と階段。かつては階段の下に改札があったのでしょう。

画像はないのですが、待合スペースの右手付近に駅入口はあります。

駅のホームは1面1線の棒線駅になります。

日当山駅のホームから嘉例川駅方面。
日当山駅のホームから嘉例川駅方面を望む。

先ほども触れた通り、当駅は1958年開業の新しい部類に入るため、ホームの長さは3両までとなっているようです。

この書き方、植村駅西大山駅と近い感じがします。

昔は長編成の客車列車や4両編成の気動車の運用もあったはずなのですが、どうやって止めたのでしょうかね?

日当山駅のホームから隼人駅方面の眺め。
日当山駅のホームから隼人駅方面の眺め。
駅の外側から。シンプルに駅名だけ記載されています。
駅の外側から。シンプルに駅名だけ記載されています。
日当山駅の駅名標。
日当山駅の駅名標。

レイアウトはJR九州オリジナルのデザインになります。

肥薩線、吉都線の駅名標で使われているフォントは丸ゴシック体になるようですね。

(メーカーまでわかれば良いのですが、そこまで詳しきくないのでごめんなさい。フォントに関してはこちらのサイトの記事が詳しいようです。

もう一箇所標準型のの駅名標があったのですが今回は省略しています。

日当山駅の運賃表と時刻表。

肥薩線隼人駅〜吉松駅間では昼間空き時間があるものの原則1時間あたり1本の列車が運行されています。

残りの設備については後ほど。

ちょうど梅雨の時期に差し掛かってきましたので、駅の敷地で紫陽花が咲いていました。

紫陽花。
紫陽花。

私が駅に着いてからすぐに列車がやってきました。

隼人駅側から列車がやってきます。
隼人駅側から列車がやってきます。

駅に入る直前の区間カーブしていることがわかります。

先頭部が差し掛かりました。
列車到着。
紫陽花とキハ47。
紫陽花とキハ47。

紫陽花と撮れたのでホームに上がってみることにします。

キハ47 9049。
キハ47 9049。

ここのところよく思うのですが、キハ47の窓が長年の蓄積のせいか茶色くスモークがかっており窓を閉めた状態では車窓を楽しむことができにくくなっているようです。

(同様なことが817系電車でもみられますが。。。)

日当山駅を出発するキハ47。
日当山駅を出発するキハ47。

流石に運転席の窓は綺麗でした。

縦位置でも。
縦位置でも。

列車が駅から離れたところで引のアングルで撮影すると見慣れないものが。

日当山駅の待合室と列車。
日当山駅の待合所と列車。

当駅付近で5月中旬以降に蛍を見ることができるので待合所に「ほたる駅」として看板が出ているのは以前から知っていたのですが、その下に見慣れないものがいました。

それは「黄ピクミン」です。

説明書には「電気に強いピクミン。他のピクミンよりも穴掘りが早く高く投げられる。」と書かれていました。

黄ピクミン。
黄ピクミン。

この情報知らなかったのもあったのですが、

「ちょっと頭を働かせておけばこの装飾と列車をもうちょっといいフレーミングで撮れたのに。」

とちょっと反省。

引き続き待合所内を探検。

少し引のアングルで、待合所の一部に駅への入り口があります。
少し引のアングルで、待合所の一部に駅への入り口があります。

入り口の右手にも黄ピクミンが装飾されていました。

日当山駅の駅名標、ピクミンバージョン。
日当山駅の駅名標、ピクミンバージョン。

駅名標の表示も普段とは違ってピクミン仕様となっています。

赤ピクミンと青ピクミンは見かけました。
赤ピクミンと青ピクミンは見かけました。

なお、当駅では2025年の6月30日まで、「ピクミン駅」として駅の待合所をはじめ「ピクミン」の特別装飾が施されています。

待合所の外側の駅名標。
待合所の外側の駅名標。

日当山駅のラストはピクミン仕様の駅名標が掲げられた駅前広場からの全景で締めようと思います。

日当山駅の駅前広場、ピクミン駅バージョン。
日当山駅の駅前広場、ピクミン駅バージョン(再掲)。

駅舎と反対側に道路があり、そこから駅の全景を見渡すことができるようですが、その様子は別の機会にとっておきます。

引き続きまして冒頭に触れたとおり、当駅付近には日当山温泉があり、かの西郷隆盛も頻繁に湯治に訪れていました。

霧島市隼人町東郷から隼人町内にかけての天降川と国道223号線の間に温泉街があり、共同浴場や家族湯、宿もあります。

日本温泉協会の記事によりますと、日当山温泉は炭酸水素塩泉で主な効能として、切り傷、美肌効果があるようです。

天降川(下流側)。
天降川(下流側)。
こちらは上流側になります。

川の対岸側も温泉街に

1825年に発見された湧出温度42℃の炭酸水素塩泉で、西郷隆盛が浸かったと言われています。

日当山西郷どん湯。
日当山西郷どん湯の壁面。
キリッとした西郷どん。
キリッとした西郷どん。

壁には西郷隆盛と坂本龍馬の似顔絵が描かれています。

夕方に訪れたのですが、多くの方々が入浴されていました。(温泉の入り口は撮影できず。)

西郷さんの崖。
西郷さんの崖。

日当山温泉センター。

ここも泊まることができるようです。

西郷さんの崖と日当山温泉センター。
西郷さんの崖と日当山温泉センター。
激渋な雰囲気でした。
激渋な雰囲気でした。
もちろん源泉掛け流しです。x
もちろん源泉掛け流しです。

ゆっくり入れて疲れた身体には非常に良い泉質でした。

まだ行ったことないのですが、「西郷どんの宿」や「西郷どんの一ツ葉」、「日本庭園」があるそうなので、機会があれば行ってみようと思います。

今回は肥薩線の日当山駅と日当山温泉の2本立てになったのですが、肥薩線内でもいい温泉が駅の近くにある部類にあたるので両方訪れやすいと思いますので立ち寄ってはいかがでしょうか。

日当山温泉から上がったところで今回は終わりにしようと思います。

ありがとうございました。


A GUT FEELING 7TH EDITION since 2012をもっと見る

購読すると最新の投稿がメールで送信されます。

おすすめ:

コメントを残す

This site uses Akismet to reduce spam. Learn how your comment data is processed.

A GUT FEELING 7TH EDITION since 2012をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む