指宿枕崎線の末端区間、西頴娃駅の枕崎駅を除くと最後に紹介する駅となります。
BEFORE(2020年夏)
まずは2020年夏に撮った駅の全景から。
線路の表面を見ると錆びていないので列車が通過していることがわかりますが、
軌道敷や駅のホームを見て見ると、びっしりと緑に覆われていました。
軌道敷緑化といったところでしょうか(笑)
AFTER(2022年秋)
なんということでしょう。
すっかり綺麗になっていました。
軌道の枕木はコンクリート製に変えられ、草も無くなりたのをはじめとして、
駅のホームもアスファルトや点字ブロックも綺麗になっていました。
改めて、水成川駅の構造を見ていきましょう。
駅の全景は先ほど述べた通りなのですが、当駅の構造について少々。
先ほどの写真を再掲。
指宿枕崎線末端区間の各駅にある通り、1面1線の棒線駅です。
ただ、ここ数年で変わったきたのが、駅によって上屋と高さの低いベンチのセットが撤去されている場所もあるので当ブログでも書き換えや追記する必要が出てきています。
水成川駅では駅の上屋は残った一方で、
ベンチは座面までの高さがもともとあっていなかったようで撤去されていました(2022年現在)
駅のホームからの眺め
水成川駅から枕崎駅方面を見ると、線路の上空を跨ぐ何かがあります。
これは道路ではなく、線路沿いに焼酎工場があって工場間をつなぐパイプラインなのです。
焼酎工場というのがなんとも鹿児島らしい。
列車の本数は1日あたり上下6本となっています。
駅の入り口など
整備された後の駅、外側からの眺めです。
草があえないようにするためか、ビニールシートで覆われているところがありました。
また、駅のホームまでは階段のみ(スロープ無し)で入る形となっているようです。
そのためバリアフリーの観点からは離れている印象でした。
(列車に自転車を乗せるのも難しくなったか)
通常駅の全景は入り口の辺りから撮ることが多いのですが、珍しいものを見かけたので載せてみます。
「工部省」もしくは「鉄道省」のシンボルである「工」の字が書かれている杭を見かけました。
鉄道用地の境界で見かけるものなのですが、当該区間は1963年に開通しており、
国鉄時代になってから埋め込まれたはずなので、国鉄の頃でも「工」の字が使われていたのかなあと推測されます。
それと、最近では備え付けられているトイレの使用が禁止されている駅が増えつつあるなか、
背後を思いっきり見られる
駅名標
指宿枕崎線オリジナルデザインの駅名標ではなく、JR九州標準タイプでした。
中央部に描いてあるイラストは近くにある番所鼻公園から見える開聞岳と名産であるいせえびです。
水成川駅の場所。
駅名標の項目などで触れたのですが駅の近くには焼酎工場、また、番所鼻自然公園やタツノオトシゴハウスの最寄駅でもあります。
地図はこちら。
なお、当駅の国道226号線の最寄りの交差点は水成川ではなく、番所鼻公園前になります。
水成川の交差点からは写真のような鉄橋が見えるので、集川橋梁とは違った鉄道写真が撮れそうですね。
こういったところで今回は終わろうと思います。
ありがとうございました。
A GUT FEELING 7TH EDITIONをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。