ずっと前から西大山駅については記事を書いていこうと思ってはいたのですが、
どういう切り口で進めていこうか決めることができず今日に至りました(汗)。
すみません。
とりあえず本記事では、西大山駅の構造と地図上での場所について見て行ければいいかなあと思います。
西大山駅の場所
みなさまご存知の、北緯31度11分。JR駅では日本最南端の駅になります。
ここで地図を載せましたが、個人的にはある疑問が湧き上がってくるのです。
というのは、駅の所在地が西隣の薩摩川尻駅も含めて中途半端なところにあるから。
確かに、国道226号から近いといえば近いのですが、微妙に離れているような気もします。
また、観光地である長崎鼻(の入口)や住宅のある徳光地区からもかなり離れているうえ、
そうなってしまった理由の推測
簡単に言えば、
「かつては山川〜枕崎間において鉄道以外に(JR九州バス)国鉄バスも走っていて、
指宿枕崎線より海側、すなわち長崎鼻や徳光地区を通る路線バスがいて列車の補完をしていたため」
と考えられます。
なお、当該区間は現在JR九州バスから鹿児島交通に移管されています。
あくまで個人的な思い込みに過ぎないのですが、
現在の大山駅〜西大山駅〜薩摩川尻駅の線路を引く際、海沿いに敷けなかったのかなあと思うところであります。
そうすれば、まだ列車の利用がしやすいのですが…
ただし、
当駅のを含めた区間が開業した1960年段階のことを考慮すると、そういうわけにもいかなかったかもしれません。
というのは、当時の運賃は実キロの1.6倍の擬制キロを採用し割増運賃が適用されていたようです。
そのため、線路の距離を長くするとそれだけ運賃が跳ね上がるので、それを避けるためにショートカットしたような線形をとったのでしょうね。
駅の構造
指宿枕崎線末端区間やローカル線でよく見られる、1面1線の棒線ホームです。
したがって、駅ホーム自体にこれといった特徴はないので、これまで当駅について書くことを躊躇していました。
現在は当駅のホームをはじめとして、指宿枕崎線の末端区間で停められる列車の長さはホームに書かれている数字を見る限り2両分のようになっています。
確か、ミラーの前に立っている菱形の標識に書かれている数字が両数だったと思います。
実際、基本的には2両もしくは1両編成の運用しかありません。
いや、ちょっと待てよ。
たしか、昔の記憶で指宿枕崎線の列車は3両編成のものもいたと思うのですが…
ただ、そうなった場合、ホームの長さが足りない1両分の扱いはどうしたのでしょうか?
ドアカットをしたのでしょうか?
それとも、ホームのないところでもドアを開けていたのでしょうか分かりません。
昔の画像を見てみる
写真、下の方に3と書かれている標識があります。
かなりギリギリな感じになると思いますが、なんとか3両編成の列車までは対応できるのかもしれません。
今度訪れた際に、ホームの長さを測ってみたいと思います。
(後日加筆する予定です。)
東向きの画像が続きましたが、反対向きのアングルも。
年末から1月にかけては、ご覧の通り菜の花と開聞岳の組み合わせが見られます。
また、夏場になるとひまわりとの組み合わせも見られるそうです。
日本最南端の踏切
こちらは、西大山駅から少し薩摩川尻駅寄りの所にある踏切です。
おそらく、こちらの踏切は日本最南端の踏切になるものと思われます。
ヤシの木が南国らしさを感じさせます。
とりあえず第1弾はここまで。
今回は主に駅の場所や構造について見てきました。
次の第2弾では当駅あたりで見かけた列車の画像があるので、それを中心にあげていこうと思います。
なお、下にリンクを貼ったページはこれまで当ブログで取り扱った指宿枕崎線沿線の風景をまとめたものになります。
よろしかったら覗いて見てくださいね。
本日も最後までお読いただきありがとうございました。
A GUT FEELING 7TH EDITIONをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。