2022年の9月18日から19日にかけ非常に勢力の強い台風14号(ナンマドル)が私の住んでいる鹿児島市に上陸したので、
その時の気圧を中心とした記録を残していきたいと思います。
気圧の変化
以前は気圧計をもっていないと気圧を測ることはできなかったのですが、
便利な世の中となった今ではスマホを使って現在地のおおよその気圧を知ることができます。
今回は、「気圧計と高度計と温度計」というアプリを参考にしたものです。
ただし、正確な気圧を測りたい場合には、
気圧計もしくは気圧計機能付きの腕時計を用いることをお勧めいたします。
9月17日20:00過ぎ
まずは、9月17日の20:00過ぎの気圧から。
通常の気象条件では1000hPaを超えていることが多いのですが、
鹿児島県に特別警報が発表された9月17日の夜、
台風14号の影響がわかるようになり、気圧が1000hPaを切るようになりました。
9月18日08:00前
約12時間後の9月18日07:45頃の気圧になります。
12時間で約12hPa気圧が下がっていることがわかります。
(1時間で1hPa低下)
後でわかるのことなのですが、気圧の下がり方はまだ緩やかなのです。
9月18日11:00頃
約4時間後、11:00頃の気圧になります。
4時間で約7hPa低下しています。
(1時間あたり1.75hPa低下)
9月18日15:30頃
さらに4時間半後。
12hPa下がって、969hPaになりました。
(1時間あたり2.7hP下がったことになります)
9月18日18:30頃
まだまだ気圧は下がり、956.5hPaをマーク。
19:00頃、鹿児島市付近に上陸
気圧はもっと下がっていきます。
ついに台風14号は鹿児島市付近に上陸したので、この時点で最低気圧なのかと思っていました。
この後、一度気圧は上昇しかけます。
(その時のスクショは撮らなかったのですが)
早とちりはいけません。
20:00時過ぎ、最低気圧更新
今回の台風で最も低い値となったのはこの数字、952.8hPaでした。
上陸時の中心気圧は935hPa(過去4番目に低く、2000年以降上陸した台風で最も低い数字)を叩き出しているので、
このくらいの値がててもおかしくは無いなあと思ったものでした。
非常食
台風が来て家から出られないのを想定して、非常食を用意したものが「どん兵衛」と「U.F.O」です。
よく登山して「高度が高くなるにつれ、気圧が低くなるので
「ポテトチップの入った袋やカップラーメンの蓋が膨らむ」
と聞いていたものです。
今回の台風14号による低気圧下ではどのような現象が見られたのでしょうか?
どん兵衛
まずはどん兵衛から。
ご覧の通り、見事に膨らんでおります。
パツパツです。
なお、お腹すいていたので撮影後食べてしまいました。
これでは通常時と比較できません。
U.F.O
ということで、カップ焼きそばU.F.Oをもってきました。
こちらも見事に膨らんでおり、本物のUFO?の形になっているみたいです。
比較するため、あえて台風が過ぎ去るまで食べずにしておきました。
気圧が通常の状態になると、膨らみは無くなったように見えます。
その後の影響
台風通過時は船便や鉄道、バス等各交通機関や店舗等の閉鎖はありました。
台風14号通過後、特にJR九州の各路線で被害が発生したようで、
肥薩線隼人〜吉松間では10月2日から吉都線では10月3日より運転再開となります。
A GUT FEELING 7TH EDITIONをもっと見る
購読すると最新の投稿がメールで送信されます。