春はよく出会いと別れの季節だといわれます。
4月から年度がかわるのもあり、転勤や転校などによる別れがあるのは確かなのですが、
ただ、私の場合、3年前の5月に母親を亡くして以来、
接点のある方々が春先(4月から5月にかけて)に集中して亡くなっているようです。
今年も4月になり、私と接点のあった2人の方があの世へ旅立たれました。
驚いたのは一人がは私の同級生だったこと。
又聞きなのですが、死因は肺がんだったそうです。
「いつ死ぬかわからないから、朝日を観れることに感謝!!」
と常々思ってはいます。
ただ、今年36歳になった私にとって先日「羊毛とおはな』のボーカル千葉はなさんが同じ歳で亡くなったニュースを聞いて間もない頃に知ってしまったことだったので、
私自身目に見えぬ動揺はしばらく残ると思います。
季節の変わり目とはいえ、春先に命を落とすことが集中しているのは間違いないのかもしれない。
記憶に新しいところで、
昨年の4月16日には韓国でセゥオル号の転覆事故があったのをはじめ、
10年前の4月25日には福知山線での脱線事故もあり、
ともに多数の犠牲者が出たのは衝撃的でした。
厳しい冬の寒さが和らぐことで、春になると気分は緩みがちになるけれど、
命を落としかねない事案が続出しているのを思い出すと、
気を引き締めないといけないのと同時に命があることのありがたさを感じられずにはいられない。