毎年3月末〜4月初旬になると、年度末ということもあり、人の異動がさかんになります。
鹿児島県は北は長島から南は与論島まで南北600kmにもわたるため、
教職員の方々は一生のうち何度かは離島に赴任するそうです。地方(特に離島)に転勤となれば一大イベントです。
写真の通常なら月曜日と金曜日の23時(週2便)に出港する
「フェリーとしま」
なのですが、先週(4月第一週)は月、水、土曜日の週3便となり、
20時頃に鹿児島港に入港しても23時には出港してしまうという慌ただしいスケジュールになっています。
写真の前の便(4月2日発)では転入する教職員を乗せ出港したと思われます。
離島に向かうフェリーの船体には
「○○先生、頑張って」
などのメッセージが書かれた横断幕が掲げられ、
船内から幾重にも投げられた紙テープを見送りの人たちとつながっています。
岸壁から万歳の声も聞こえてきます。
いよいよ出港!!
岸壁からゆっくりと離れていき、やがて紙テープはちぎれてしまいます。
10分もすると、船の姿は港から見えなくなり、鹿児島湾の湾口に向けて突き進んでゆきます。
また、写真(当日はQUEEN CORAL 8)の毎日18時発の奄美諸島〜沖縄行きはいつも以上に長い汽笛とともに、
便によっては出港直前
「別れのワルツ(蛍の光)」
が流れる場合もあり、より別れという感じがします。
昨年度私が個人的にすごくお世話になった方も今年度から島に赴任することになり、残念ながらお見送りはできなかったけれど、
寂しさがある一方で、新たなステージの始まりなのかなとも思っています。
とりいそぎ。
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