無欠だと思っていたあの建物の
無残な姿を見た私たちは
無力さを感じた。
昔から恐ろしさを知っている者たちは
無念さを感じた。
無味・無臭のものが、
無数飛び散った。
無毒ではないとわかっているのに
無害なんてこと言う族までいる始末。
無神経な言動たちは
無垢な人々を傷つけ
無用な悲劇を生み続ける結末?
無能さを露にし
無責任極まりない君子がいれば
無私で闘い続ける戦士たちもいる。
遠くにいる我々は無関係だと思いたい。
でも、そんな気持ちこそ無情なのだと思う。
無名・有名は問わずとも
無数のひとが集まれば
無限の力を発揮する。
そんなこと無理?
無茶なことを言っているかもしれないけれど
無口でも主張は表せる。
無言デモいい。
でも、無関心なのはナシだよ。
ああ、無常。
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