ちょっと中南米の山奥まで行ってきた。
崖に沿って1本の道路が蛇のようにのびている。
人影は見あたらないが、時々バスも走るみたいだ。
道沿いに石垣がみえた。段々畑なのかしら?
なんとか石垣の入り口らしきところをみつけたので、中に入ってみることにした。
実はここ、中南米の山奥ではなく、
鹿児島県南さつま市笠沙町谷山(たにのやま)集落にある段々畑の跡地になる。
平成6年頃までは実際にこの地で耕作をしていたみたいだ。
この場所は国道226号線沿いにあって、海も山も見えてすごく風光明媚なところではあるが、
耕作地として考えると大変不便であったのだろうと容易に想像できる。
さつまいもは育つけど、他の作物はなかなか育たないだろう。
しかも、農作業や機械や収穫物を運搬する手間もかかっただろうに。
先人たちが味わった生きていくための知恵と苦労を直感的に感じた。
最後に個人的なお気に入りの写真を1カット。
積んである石をアップにして撮ってみた。
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